秘境!奈良県玉置神社その2
さて、参道を歩いて本社に到着しました。
本社です。
なんとも荘厳な雰囲気...
まずはお参りを。
玉置神社の創立は、紀元前三十七年第十代崇神天皇の頃と伝わっています。
れ、歴史がすごい!
本社にお参りしたら、摂社(せっしゃ:本社の関わりのある神様をお祀りする社)にもお参りを。
面白い、と言っては語弊がありますが...
玉置神社境内には、大日堂社があるのです。
大日堂、つまり大日如来さまがお祀りされているんですねぇ。
どういうことかといいますと、大日如来さまといえば、密教の中心的仏様なのです。
現在では、神様は神社、仏様はお寺というように、別々に信仰されています。
しかし古来より、日本では神仏習合といって、神様も仏様も同じように信仰されていたのです。
これ、書き始めると長くなるので以下省略します。
気になる方は、神仏分離令で調べてみてくださいね♡
さてさて、玉置神社のさらなる見どころを。
摂社の裏にある、小さな扉をくぐると...
巨大な杉の木があります。
こちらは夫婦杉といって、根元から二股に分かれています。
夫婦杉の少し奥には...
樹齢3000年の大杉!!
で、でかい!
天に向かってそびえる姿は、圧巻そのものでした。
存在感半端ない...
きれいな蝶が、サツキの蜜を吸っていました。
黒いような、青いような、街中では見かけることのない蝶です。
調べてみると、どうやらカラスアゲハ、という蝶らしいです。
ちなみに、サツキの花の時期は、通常5月です。
7月の終わりだというのに咲いているのは、やはり標高が高く気温が低いからでしょうか。
さらに、珍しいものを見かけました。
シダ植物の1種で、イワヒバという植物です。
イワヒバは、岩に着生して育ちます。
空気が乾燥すると、葉が丸まってくるんだとか。
少し前に雨が降ったので、ちょうどいい湿気で葉が広がっていたのでしょう。
神社の方にうかがいましたが、これだけ群生しているのは珍しい、とのことでした。
さて、目指すは本社のさらに奥。
玉置神社の肝心な場所、玉石社に向かいます。
長くなるので続きます!